中田ヤスタカ×米津玄師 初コラボ! 映画『何者』の主題歌で米津玄師と初のコラボ楽曲を書き下ろし!4年ぶりとなる劇中音楽も制作!

中田ヤスタカが、10/15全国公開の映画『何者』の主題歌で米津玄師と初のコラボ楽曲を書き下ろしたことが発表された。

中田ヤスタカが書き下ろした楽曲に、米津玄師が作詞・ゲストボーカルで参加。なお、米津玄師がゲストボーカルを務めるのは今回の楽曲が初めてとなる。映画『何者』で描かれている若い世代に、絶大な支持を得る数々の楽曲を世に送り出してきたプロデューサー・DJである中田ヤスタカと、一方、ロックシーンでその卓越したソングライティングと世界観で圧倒的な存在感を示す米津玄師、二人の高い音楽性に共鳴した監督や映画プロデューサーからのラブコールを受け、初のコラボが実現した。『何者』で描かれている若者たちの葛藤や世代観を射抜く、米津玄師による等身大な歌詞と、中田ヤスタカプロデュースによるダイナミックなダンストラックが魅せる究極の主題歌が完成!

また、同作品の劇中音楽も中田ヤスタカが書き下ろした。劇中音楽を手掛けるのは、大ヒット作『LIAR GAME』以来4年ぶりとなる。中田ヤスタカによるこれまでのプロデュース作品とは一線を画した、アカデミックなサウンドメイキングと、キャストの心情の機微に寄り添うメロディーラインが映画全編にわたり緻密に展開されていく。

平成生まれの作家・朝井リョウが直木賞を受賞し、大きな話題を呼んだベストセラー小説『何者』。数々の賞を受賞したデビュー作『桐島、部活やめるってよ』で等身大の高校生を描き切った朝井リョウが本作で挑んだのは、就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生たち。映画化にあたっては、演劇界の鬼才・三浦大輔が監督を務め、佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之といった豪華キャストが集結した。恋愛、友情、就活、裏切り…。リアル過ぎる彼らの青春が行き着く先にあるものとは? 映画は10月15日(土)より全国にて公開される。

<佐藤健 コメント>

昔から中田さんの音楽のファンなのですが、「何者の劇伴は中田ヤスタカでいこうと思う」と初めて聞いたときは正直、あのサウンドがこのかなりの演劇的な世界観の中で流れている想像ができませんでした。
しかし先日初号を観た一応主演として芝居をさせてもらったぼくの感想は、「音楽に助けてもらったなあ、、、」でした。今までの日本映画とはまた違ったカタチで、映画というものと中田さんの音楽がマッチしていました。本編の延長上で流れる主題歌を『何者』キャストと同世代の米津さんに歌っていただけたのも嬉しかったです。
みなさんのおかげで、どうやら『何者』良い映画に仕上がったようです。本当に感謝です。
もしよろしければひとまず90秒の予告を観てみてください。主題歌が素晴らしいことは一撃でわかっていただけるのでは。

<朝井リョウ コメント>

普段慣れ親しんでいる「中田ヤスタカサウンド」とは全く違う音楽が、物語に潜む感情をぐっと膨らませたり、登場人物たちの言葉の意味をより匂い立たせたり……音楽を担当してくださると知ったときから本当に楽しみにしていましたが、想像以上の素晴らしさで感激しました。主題歌を担当してくださった米津玄師さんの詞は、映画館を出ていく私たちの背中を押してくれる掌のように力強く、この映画だけでなく様々な人のテーマソングになりうるのではと思います。

<企画・プロデュース 川村元気 コメント>

佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之。「何者」を映画にするにあたり、全員主役級の豪華キャストが集結してくれました。この俳優たちの競演に対抗するには、凄まじい音楽的な才能が必要だと考えていました。
普遍的でありつつも、現代と接続されている音楽。まったく新しい音楽的なチャレンジ。そう考えたときに、中田ヤスタカという稀有な才能と組めないかと思いました。
中田ヤスタカさんはダンスミュージックの印象が強いですが、天才的なメロディメーカーだと前々から思っていました。映画を媒介として中田さんの新たな飛躍が必ずあると思い、「何者」のサウンドトラックを依頼しました。果たして、いままでの中田ヤスタカイメージを覆しつつも、まったく新しい音楽世界が誕生しました。この俳優たちの競演を、映画の魅力を、強力に後押ししてくれる音楽でした。やはりこの音楽家はただものではない、と唸りました。
そして映画を締めくくる主題歌には、米津玄師さんに参加を依頼しました。中田ヤスタカと米津玄師。この意外な共演を、異種格闘技戦のような俳優たちの共演と重ねていました。中田ヤスタカの描いた音楽世界のなかに、米津玄師という”現代=何者の代弁者”が加わり、言葉と声を吹き込んでくれました。毒と希望が共存する最強のメッセージを、最高にポップに歌った主題歌になったと思います。
俳優たちの格闘、音楽家たちの共闘、映画「何者」が爆発的に膨らんで、ついに完成しました。

<中田ヤスタカ コメント>

映画「何者」の持つ独特な世界観の創造に携われたことをとても嬉しく思っています。新しく何かに挑む人々の背中を押してくれるような作品ですが、今回僕も音楽家としてこれまで世には発表してこなかった部分の表現も含んだものになっていますので、サウンドトラック、そして主題歌共に劇場にて楽しんでもらえたら幸いです。

<米津玄師 コメント>

製作途中の映像を見せてもらい、登場人物の中で圧倒的に共感したのが拓人でした。他の人が作った曲に言葉を乗せるのは初めての経験だったので不安もありましたが、映画を見終わったとき、彼の心情ならきっと歌詞にできるだろうと安心したのを憶えています。就活の経験がなくとも多くの人に共感される映画だと思います。

さらに、本日より主題歌をフィーチャーした映画『何者』の予告編も公開!

こちらも是非ご覧ください。

映画『何者』予告編:https://www.youtube.com/watch?v=Ti0TMOtvUYI

【プロフィール】

○中田ヤスタカ

2001年に自身のユニットであるCAPSULEでCDデビュー。以降、Perfume・きゃりーぱみゅぱみゅのプロデュースをはじめ、国内トップアーティストへの楽曲提供、北陸新幹線金沢駅の発車予告音、アニメ映画「ONE PIECE FILM Z」オープニングテーマ曲や「LIAR GAME」シリーズのサウンドトラック、TV・ラジオ番組のテーマ曲制作など多方面にて活躍中。日本人初のカイリー・ミノーグへのリミックス提供をはじめ、映画 「スタートレック イントゥダークネス」挿入楽曲、「アップルシード アルファ」テーマ曲の制作に携わるなど、世界トップアーティストからの支持も厚くグローバルな活動が目覚ましい。その自由奔放かつ刺激的な楽曲群は音楽界のみならず、服飾や美容、映像などクリエイティビティを共有するシーンからも熱い支持を得ている。また自身のレギュラーパーティーの主宰・メインアクトを務め、ワールドワイドの大型フェスやファッションショーイベントなどにも出演している。

○米津玄師(YONEZU KENSHI)

楽曲だけでなく、イラストアートワークや、ミュージックビデオも手がけるマルチクリエイター。
2009年「ハチ」という名義でニコニコ動画へオリジナル曲の投稿をはじめ、VOCALOIDシーンの中で中毒性のあるロックサウンドで存在感を切り開いていき、日本だけでなく世界からも注目されるという群を抜いた実績を誇る。
2012年より、本名の「米津玄師」名義で、自身がボーカルをとった作品を発表。最新アルバム「Bremen」は、オリコン週間チャート、iTunes週間チャート、Billboard Japan週間チャート1位という三冠を達成し、日本レコード大賞「優秀アルバム賞」を受賞。
今年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン15周年企画「やり過ぎコラボ」にイラスト単体での参加。また、ルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9~漫画、9番目の芸術~」公式イメージソングと、イラストを出展している。ニューシングル「LOSER / ナンバーナイン」9月28日発売。

【映画情報】

『何者』

10月15日(土)全国ロードショー

http://nanimono-movie.com/

恋愛、友情、就活、裏切り。

これが僕たちのリアル。

出 演:佐藤 健 有村架純 二階堂ふみ 菅田将暉 岡田将生 / 山田孝之

原 作:朝井リョウ『何者』(新潮文庫刊)

監 督・脚本:三浦大輔

音 楽:中田ヤスタカ

主題歌:「NANIMONO (feat. 米津玄師)」中田ヤスタカ

ひとつの部屋に集まった5人の男女。

大学の演劇サークルに全力投球していた拓人(佐藤健)

拓人がずっと前から片想いをしている瑞月(有村架純)

瑞月の元カレで、拓人とルームシェアをしている光太郎(菅田将暉)

拓人たちの部屋の上に住んでいる、瑞月の友達の理香(二階堂ふみ)

就活はしないと宣言する、理香と同棲中の隆良(岡田将生)

理香の部屋を「就活対策本部」として定期的に集まる5人。

それぞれが抱く思いが複雑に交錯し、徐々に人間関係が変化していく。

「私、内定もらった…。」

やがて「裏切り者」が現れたとき、

これまで抑えられていた妬み、本音が露になっていく。

人として誰が一番価値があるのか? そして自分はいったい「何者」なのか?

いま、彼らの青春が終わり、人生が始まる――。

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